中川電設 株式会社

送電線の基礎が出来るまでどのように送電線は作られるのか?

1.仮設工事

送電線工事にあたって、まず工事用地を確保し、資材・機材を工事現場まで運ぶ仮設道路などが必要となります。その為に伐採や整地などの作業があります。

2.掘削

鉄塔が台風や地震などで倒壊しない、安定した基礎をつくる必要があります。掘削作業は状況に応じて手作業・重機等を使い分けで行います。

3.配筋

基礎と鉄塔部材を密接に連結させ、底面に据え付けてから、鉄筋に配筋します。

4.据付

配筋された鉄筋の中に据え付けられた主柱材の角度を調整する工程です。ミリ単位の繊細な作業となります。

5.コンクリート打設

型枠を設置し、コンクリートを流し込みます(打設)。ミキサー車が鉄塔位置まで行くことが出来ない場合は、ヘリコプターなどを利用してコンクリートを運搬して打設します。

6.埋戻し

コンクリートが固まったら、掘削した土を埋め戻し、締め固めます。

7.基礎完成

基礎が完成した後で鉄塔組み立てや送電線工事となります。

8.鉄塔組立

工事によって安定した基礎を元に鉄塔を組み立てていきます。

施工事例

西白河ヘリ作業

島方線防護柵補習工事

豊浦線防護柵補修工事

下栗線鉄塔敷補修工事

谷村線鉄塔建替工事ならびに関連除却工事

秩父線鉄塔建替工事

日光市千本木地点系統連系接続工事

架空送電設備保守業務